へっぽこデイトレーダーのトレード日記

2018/03/17 ドル円 トレードポイント・トレードシナリオ

 今週一週間のドル円の動き振り返り、トレードできたポイントについて考えたいと思います。後から根拠づけすることとなりますが、来週以降のトレードに活かせればなと思います。

 

 ここで来週の注目すべき経済指標を押さえておきたいと思います。重要度の高い経済指標が多いため、ドル円に関してはトレードが難しいかなと思っています。

3/19(月)

★★日本 08:50 2月貿易統計(通関ベース)

3/20(火)

★★米国 未定 米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目

3/21(水)

★★米国 21:30 10-12月期 四半期経常収支

★★米国 23:00 2月中古住宅販売件数(年率換算件数)

★★米国 23:00 2月中古住宅販売件数(前月比)

3/22(木)

★★★米国 03:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表

★★★米国 03:30 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見

★★米国 21:30 前週文新規質量保険申請件数

★★米国 22:00 1月住宅価格指数(前月比)

★★米国 23:00 景気先行指標総合指数(前月比)

3/23(金)

★★米国 21:30 2月耐久財受注(前月比)

★★米国 23:00 2月新築住宅販売件数(前月比)

 

 月足、週足、日足、4時間足、1時間足の値動きについて振り返りたいと思います。

 まず、月足です。

 上昇をヘッドアンドショルダーのネックライン下抜けることで下落、もう一度上昇するも高値切り下げ、ダブルトップ形成し、ネックライン抜け下降(赤)というところです。

 前回最安値割ることで大きな下降トレンド確定となりますが、安値切り上げ、三角持ち合いのようになる展開も考えられます。

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 次に週足です。

 直近の直近では、過去から意識されている節目ラインを下抜け、節目ラインに支えられ、もう一度頭抑えられ、下抜け下降トレンド確定させるか、というところです。このサポレジラインで少し持ち合う可能性も考えられます。

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 次に日足です。

 下降トレンドが続いていましたが、先週はネックライン抜けの戻しの上昇がみられました。今週一週間は節目ラインに頭抑えられ、下降という値動きでした。

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 次に4時間足です。

 大きくは下降トレンド、直近を見れば、安値の更新幅を減らし下降トレンドライン上抜ける展開となっていました。そのトレンドラインに何度も下支えされて上昇となりましたが、日足移動平均線下向いており、 直近の直近、今週一週間は高値切り下げ、安値更新の下降トレンドとなりました。

 しかし、現状日足移動平均線水平になっていますので、上抜ける可能性は十分考えられます。

 一方で、上昇トレンドライン下抜いていますので、売り優勢と考えることも可能ですので、このまま下降という展開も考えられます。

 直近では勢いのついた下降トレンドの勢いがなくなってきており、トレンド転換の可能性も考えられる局面ですので、来週は重要な経済指標も控えていますのでトレードしにくい展開が続きそうかなと思います。

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 次に1時間足です。

 先週4時時間足移動平均線上抜けワンクッションポイントつけ、前回高値更新することで上昇トレンドとなりました。しかし、日足移動平均線下向きであったので、今週月足レベルの節目ラインに頭抑えられ、反転となりました。日足移動平均線と4時間足移動平均線両者ともに下向き、方向性一致し、短期レベルの下降トレンド転換となりました。

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 月足の今後の値動きとして次のようなシナリオが考えられます。

 引き続き下降トレンド継続で一度戻しを付けて節目ラインに頭抑えられ、月足の移動平均線下向きで迎えに来ることでグランビルの法則から下降、前回最安値のラインで反発するか下抜けるかというところですが、そのまま下抜ければ大きく下げるか一度戻しをつけて下降するのかというところです。

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 もう一つのシナリオとして、現在直上にある節目ラインに頭抑えられることなく上抜け、そのまま月足移動平均線上抜ける展開になれば、もう一度持ち合うのか、上抜け後のワンクッションポイントつけて上昇へつながるのかというところです。

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 月足に関してのシナリオはかなり長期間(年単位)のシナリオとなり、1~4週間スパンでのシナリオの方を重要視したいと思います。

 

 次に日足です。

 まずはこのまま下降トレンド継続のシナリオです。現在節目ラインに頭抑えられ、下降中という局面ですが、前回安値更新という展開になればダウ理論から、下降トレンド継続確定となり更なる下げにつながる展開が考えれます。しかし、赤の週足移動平均線、橙の月足移動平均線とかなり乖離していますから、売られすぎと判断、一度戻しの買い勢力が優勢となり、あまり安値更新できず、一旦収束というシナリオも考えられます。

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 次に上昇へとトレンド転換するシナリオですが、安値切り上げポイントを作り、日足移動平均線上抜けから、ワンクッションポイントを付けて、グランビルの法則から上昇へとつながり、前回高値上抜けることでダウ理論から上昇トレンド転換確定します。その直上に控えている節目ライン、さらにその上に控えている節目ラインが上昇の目標ラインになるかと思います。

 しかし、現在は下降トレンドの最中ですから、すぐに買いでついていくにはリスクが高いですし、一度上昇となったとしても上位足からの戻り売りとして売られ、大きな高値切り下げポイントとして、月足週足移動平均線に頭抑えられ、もう一度大きな下げにつながる展開が先の先のシナリオとして考えることも可能ですので、注意したいと思います。

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 次に4時間足です。

 まずは、このまま下降というシナリオです。先週は下降となった週でしたが高値を僅かですが切り下げ、新たに下降トレンドラインが引けるかと思います。日足レベルでも下降トレンド継続中ですが、月足週足移動平均線と乖離していることから、一度戻しをつける形で一度大きく上昇、さらに大きな下げにつながるシナリオというのが考えられるわけです。しかし、月足レベルでは、節目ラインに頭抑えられ、前回最安値下抜けるのかという局面でもありますから、十分に下げる可能性というのは残されているわけです。

 そこで、売りでついていくには現在頭抑えられている節目ラインにもう一度頭抑えられ、ダブルトップ形成時に短期足でのダブルトップのネックライン割れでの売りエントリーというシナリオを立てることができます。

 しかし、下げすぎと判断する投資家がいることも考えられますので、あまり下げ幅を更新できない、あるいは頭を節目ラインで抑えられていたとしても、日足移動平均線水平となっていますのでそのまま上抜ける可能性、買い優勢となりエントリーできたもののそのまま上昇というシナリオを考えることもできますから、リスクリワード比が1:1程度である場合は、いつもより枚数を少なくし、エントリーをしようと考えています。

 売りエントリー成功後の、先の先のシナリオとして、もう一度節目ラインに頭抑えられ、短期足のダブルトップ形成ネックライン割れとなった場合も、売りエントリーで入りなおそうと考えています。しかし、下げ幅減少させてあまり伸びない可能性も考えられますから、反転の動きを見せた場合は、利益を少しでも確定して逃げるのか、それとも枚数をいつもより少なくするのかというところです。

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 次に上昇となるシナリオについてです。

 現在日足移動平均線水平ですから、リスクリワード比が1:1以上である場合で、1時間4時間足レベルでみられるダブルボトムの短期足でのダブルボトムネックライン割れで買いエントリーしようと考えています。ただ、直上には節目ライン、トレンドライン控えていますから、反転の可能性が十分に考えられますので、ここでのトレードは難しくなる可能性が十分にあるなと感じています。

 その後に、トレンドライン抜け、節目ラインで下支えされ、1時間足4時間足レベルでみられる反転時の短期足でのダブルボトムでの買いエントリー(この場合は枚数を控えようと思っています)、さらに1時間4時間足でのダブルボトムの短期足でのダブルボトムとなれば、lot数を上げて買いエントリーしていきたいと思っています。ただ、このあたりになると週末あたりにさしかかっている可能性が十分に考えられますから、経済指標発表の時刻にはポジション解消あるいは、損切ラインを利益確定ラインまで変更する等して対策をしたいと思います。

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 次にこの一週間でのトレードポイント、自身のトレード振り返ってみたいとおもいます。

 下図の青枠部で売りトレードを私自身も下落のワンスイングを獲りに行くトレードがありました。反省点踏まえるとともに、今後のトレードに活かしたいと思います。

 下図の青枠部では4時間足でも認識できるダブルトップ(2つ目の山は高値僅かに切り下げ)という形になり、日足4時間足移動平均線ともに下抜き、ダブルトップ二つ目の山がワンクッションポイントとなりましたので、売り優勢と判断できます。

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 下図はこの部分の15分足ですが、チェック(✓)がエントリー、バツ(×)が決済です。一度損切りとなりましたが、下落の短期的なワンスイングを獲りに行ったトレードとなりました。私自身この時は5分足で決済をしていまして、小さなスイングを獲ったという形になりました。

 15分足で決済ポイントを決定する場合は、下図のポイントになったかなと思います。ドル円は値動きがゆっくりですので、他の通貨ペアでは5分足で取引するとしても、ドル円は15分足でも良いのかなとは思います。この場合、かなりゆっくりトレードできます。

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 15分足の決済ポイントと5分足での決済ポイントを見て、単純に15分足の方が利益が大きくなる可能性が高くなるため、いいのかというところですが、下図の5分足を見てみます。

 トレード①をしたわけですが、トレード②について、節目ラインに頭抑えられ、ダブルトップという形になっていますので、もう一度エントリーでき、決済候補ポイント②では、15分足のトレードと利益はほとんど変わらないという結果です。

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 この後にも、頭節目ラインに抑えられ反転、もう一度下げるかという局面がありましたので、トレードした局面がありました。

 私のエントリー根拠としては、高値切り下げ前回安値割れで損切ラインを反発した直近高値直上に設定していたわけですが、この損切設定において逆行しない根拠のあるライン直上においていないというところが反省点です。15分足レベルでの節目ラインで反発というところで、リスクリワード比1:1ですし、1時間足レベルの節目ライン直上(前回最高値直上)に損切ラインを設定していれば逆行しない根拠づけができたのかなと思います。しかし、下落の根拠としては1時間足の節目ラインに頭抑えられ、反発1時間移動平均線下向きで売り優勢のエントリーだったわけですが、肝心の反転パターンを確認する前のエントリーでしたので、タイミングを間違えているなという反省です。

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 上記のトレードはデイトレード気味のスキャルピングですので、上位足のダブルトップでの短期足のダブルトップからのエントリーという形をとれていないこともありますので、決済ポイントを探す時間が長らく取れない場合は5分足で決済、獲れる場合は15分足で決済するのがよいかなと思いました。エントリーは必ず15分足で判断したいと思います。

 

 来週は重要な経済指標の発表がたくさんありますので、値動きが激しく、あまりトレードできない可能性も考えられますが、他の通貨ペアでのトレード機会を探したいと思います。